庭を楽しもうと思ったら、植物のお相手だけではすみません。植物があるところには虫がいる。まるで女と男のように(笑)。植物あってのワタシ、ワタシあっての虫・・・あ、違った(^^;)。
(撮影:5月13日)
庭のミノムシがいました。たくさんいますが、よくもまあこんなにゴツイ部材で蓑を作ったものです。よく観察すると、枯れ落ちたモクレンの葉芽を部材に使っています。重くないんだろうか。
(撮影:5月13日)
庭のテーブルにお客さま。たぶん、サトキマダラヒカゲ。ぼくのGXR+MOUNT A12のマクロ環境では、このあたりが限界^^ P10だともっとうまく撮れるかもしれないけど、なぜかマニュアルで撮りたくなります。
(撮影:5月13日)
何匹ものシオカラトンボが庭を飛び回っています。これはメスなので、塩辛にはならないけど^^
(撮影:5月13日)
庭のベニシジミ。何やら戦いの跡が。相手はシオカラトンボか?
(左:5月6日、右:5月13日)
5月に入って、庭のあちこちでササグモを見かけるようになりました。こんなに姿が丸見えでも、ちゃんと獲物が捕れるということは、獲られる方の視野が狭いのかな。
(撮影:5月6日)
手摺の上で置物と化した雨蛙。座り心地悪かろうに、庭の葉っぱの上で撮らせてほしいんだけど、と思うのは人間の勝手^^
(撮影:5月3日)
庭でご飯を食べようとデッキに出ると、クッキンガーデンのテーブルの上に、ジョウビタキがいました。泰然として動じず。ゆっくりと50mmのレンズで近接撮影することができました。
飼われていたとも思えないし、ガラスに衝突して脳シントウ状態でもないし、どうしたんでしょうね。理由は不明ながら、急いで撮った歓迎のワンショット^_^/
(撮影:5月3日)
庭のジャガイモの大敵、オオニジュウヤホシテントウ。放っておくと、ジャガイモの葉っぱが穴だらけになります。
なので、このあと、木酢液、ニンニク、唐辛子のスプレーを掛けられました^^
(撮影:4月1日)
撮影してずいぶん時間が経過しての掲載ですが、たぶん、今年はじめて庭で見つけた蝶です。死んでいるかと思ったら、ちゃんと生きていました。なんとか越冬したようです。オメデトウ!^^
(左:5月5日、右:5月12日)
一週間で地面近くの植物から、1.5mほどの庭木に移動した同じカタツムリ、かな? 模様が違うからどうなんだろう。
(撮影:5月3日)
この季節になると、庭のベンジャミンの密をめがけてたくさんのコアオハナムグリがやってきます。名前のとおり、花に潜り込んでいます。
植物の受粉を促す大切な昆虫ですが、よく観察すると、花そのものを齧ってモリモリ食べています。それと、交尾しているのをよく見かけます。成虫の寿命が数日ということもあるそうですから、のんびり食べているわけにもいかないんでしょうね。忙しいといっても、昆虫に比べたら人間は優雅なものです。・・・比べるものではない?^^;
(撮影 左:4月28日、右:5月4日)
左のカメムシは特定できませんが、右はおそらくクサギカメムシです。もうちょっとカラフルなのが来てくれないかな^^
(撮影:4月7日)
陽射しとともにどんどん気温があがり、この日の庭はポッカポカ。寒いと穴に引っ込む生き物たちもおなじみたいで、足下からニホントカゲが出てきました。
この庭のニホントカゲ、たぶん3匹くらいの家族です。写真のは、お母さんかな。見分けるのは至難の技だけど、何となく、感じとして^^
(撮影:4月7日、5月6日)
ハナアブの続きです。
今年に入ってからの写真は、それまでのGXR+P10ではなく、GXR+MOUNT A12+MICRO Nikkor 55mmで撮ったものが多くなっています。
手ブレ防止機能とオートフォーカスが付いたP10の方が確実に歩留まりはよく、拡大率も大きく撮れるのですが、なぜか、マニュアルフォーカスで手ブレ防止もないレンズで撮る方が多くなっています。このハナアブもそうです。
なぜ、あえて撮りにくい、うまく撮るのがむずかしい後者の組み合わせで撮ろうとするのか、自分でもよくわかりません^^ でも、「むずかしいなあ、うまく撮れないなあ」といいながらも、身体で撮るのはすごく充実しています。
昆虫や植物も不思議だけど、人間も不思議です^^/
(撮影:3月24-25日)
春の到来とともに、庭でいちばんに目にする昆虫といえば、やはりハナアブです。4枚の写真のハナアブは、たぶん三種類ではないかと思います。ハナアブは種類が多く、特定するのがなかなかたいへんです。ハナアブ以外のものが混ざっていたらゴメンナサイ。
(撮影:3月18日)
門扉の影でマエアカスカシノメイガが雨宿りしていました。たしかに羽根が透けて見えます。幼虫はモクセイ科の植物を食害しますが、成虫も食べるのかな。すぐそばに柊木犀があるんだけど^^;
それにしても、撮影してから二ヶ月近くが経過している・・・
この冬、はじめて眼にしたハナアブです。ちょっとした陽気に誘われて出て来たようです。わずかな密を求めてトボトボと花を渡る虫の姿が、どこかけなげです。
このときは、GXRのレンズをP10とMicro-Nikkor55mmに付け替えて撮り比べてみました。左がP10、右がMicro-Nikkor55mmです。Nikkorのシステム(MOUNT A12とレンズの構成です)の方が価格は何倍もしますが、やはりマクロはP10がラクチンですね。ほんとにP10のコストパーフォーマンスは高いと感心します。
この冬いちばんのカメムシです。たぶん、クサギカメムシでしょう。寒さのせいで動きがにぶくゆっくり撮ることができましたが、その割りに写りがよくありません。屋内だと光量不足になりがちです。
カメラに没頭するうちに、このカメムシ、どこかに行っちゃいました。この日の夕食がカレーだったので、ルーのなかに隠れていやしないかと、気になってしかたがありませんでした^^
(撮影:11月13日)
超多忙理由の過去ネタ復活シリーズ^^ 大晦日の不思議版w
今年は、遅い季節までキチョウがずいぶん飛んでいました。枯れ草の下で越冬することもあるようなので、とくに不思議ではないかもしれませんが、それにしても11月半ばに群れをなして飛び回っていたのは、やはり暖かい日が多かったせいなのでしょう。
写真上は、朝露に濡れるキチョウの触覚です。重くないんでしょうかね^^ 下の写真は、三匹が同時にフウセンカズラのなかで休んでいるところです。
(撮影:11月12日)
大晦日にすることとは思えない、超多忙理由の過去ネタ復活シリーズ^^
冬に向かう季節はカマキリには受難の季節ですね。昨日の晦日に、年末恒例の庭の掃除をしましたが、数日ずっと格子木の上にいたカマキリが、からからに乾燥した姿で、そのままデッキの上に落ちていました。
写真のは、昨日から遡ること40日くらい前ですが、同じ場所で撮影したものです。おそらく、同じ個体ではないかと思います。
つまりなんですね、カマキリというのは11月も半ばになると、いっさい食べ物もとらず、まるで座して最期を迎える修行僧のように生涯を終えるのでしょう。
(撮影:11月6日)
超多忙理由の過去ネタ復活シリーズ^^ 大晦日にすることか! と思うけど(笑)
最初、ツマグロヒョウモンかと思いましたが、ヒメアカタテハですね。ツマグロヒョウモンの方は、後翅後端部に黒い模様があります。
(撮影:11月6日)
超多忙理由の過去ネタ復活シリーズ^^
庭の小菊の林のなかで戯れていたハムシです。ハムシって、11月にも交尾するんですね。左上の写真なんか、ご懐妊中のようにも見えます。ハムシは冬野菜をよく食べます。
(撮影:11月5日)
超多忙でご無沙汰になった庭の虫たちの記録です。
このヤモリ、いつもは屋内にいるのですが、この日は駐車スペースの土間コンクリートの上にいました。すっかり秋になり、屋内では獲物が捕れず、彷徨い出たのでしょうか。
(撮影:10月2日)
斑模様が実に見事なジョロウグモです。名前を漢字で表記する際、「女郎」と書くことが多いようですが、高貴な女性を意味する「上臈」が本来の意味とか。その本当のところはともかく、絵柄としては歌舞伎役者の衣装を連想するのはぼくだけだろうか。
(撮影:10月2日)
毎度おなじみのチャバネセセリです。一生懸命ラベンダーの花の密を吸っていて、身じろぎもせず。こういうときは、マニュアルフィーカスでもなんとか。といっても微妙にピントがあやしい^^;
(撮影:9月24日)
久しぶりに庭でモノサシトンボを見つけました。確か、岡山県自然保護センターで見て以来かな。
このころからカメラがGXR+Nikkor Micro 55mmになっていますが、こういう動きのある昆虫だと、やはりマニュアルフォーカスはたいへんです^^ これまでのP10の方がだいぶんラクチンな感じ。
(撮影:9月24日)
散歩道で見つけたカタツムリです。散歩道で見ると、カタツムリもどこか野生じみて見えるのが不思議です。
庭のバジルの園にいた雨蛙です。緑に染まって、くっと天空を見上げるような姿に、映画『星守る犬』を思い出しました・・・「空守るカエル」^^
見かけることが多いニホンカナヘビではなく、ニホントカゲです。光沢があり、とくに尻尾がきれいなメタルブルーに輝いています。
非常に動きが早く敏感なため、なかなかうまく写真を撮ることができません。こんなとき、性能のいい望遠マクロがあったらなあと思います。
散歩道で見つけた、おなじみのツマグロヒョウモンです。お伴にしたケンのリードを足で押さえ、地面に這いつくばりながらパシャ。ケンにウロチョロされて、なかなかシャッターチャンスがありませんでした。ちゃんと躾けなきゃ^^;
(撮影:9月10日)
庭に雑草のことく生い茂るホオズキに、ホオズキカメムシが群れをなしていました。ナス、ピーマン、ジャガイモなどの害虫ですが、農薬散布をしない家庭菜園で見かけることが多いようです。
左下の写真のように、ホオズキの茎からも汁を吸っています。でも、ホオズキの被害という点では、葉を食い荒らすニジュウヤホシテントウの方がはるかに破壊力は大です。テントウムシの方が、顔形はずっと愛嬌があるんですけどね。
アシダカグモの糞を採り上げたので、ついでにクロゴキブリも^^
我が家には年中アシダカグモがいるおかげで、ほとんどゴキブリがいません。ごくたまに見かけるとしても年に一回くらいです。アシダカグモさんがよく働いてくれているおかげです。
そんな我が家ですが、もう秋の風が吹く9月5日、なつかしいお姿を拝見。真夏ほど室温が高くないせいで、なんとなくノロノロと床を這っています。そこで、両手で通せんぼうをして捕獲し、片手カメラで撮影してみました。光沢がなかなか見事です。
その後、玄関から外に出て空に向かってポイっ! そのまま部屋に入ると妻が、
「キャ〜ッ! 背中にゴキブリ! 外に出すっていったでしょ!」
なんと、空に放ったはずのゴキさん、どうやらぼくの背中に舞い降りていたみたいです(笑)。そんなに家に入りたいかと思いつつ、もういちど外に出てサヨナラしました^^
(撮影:9月5日)
虫そのものではありませんが、めずらしいものを見つけたので^^ 部屋で生息しているアシダカグモの糞です。
通常、アシダカグモの糞は直径3〜4mmの目玉焼き状で、中央が黄身のかわりに黒というパターンです。黒い部分は固形の排泄物で、白い部分は哺乳類では尿にあたるそうです。
写真のものはこれまでフローリングなどに残っていた通常のパターンとことなり、上から落ちて飛び散ったように見えます・・・・う〜ん、アシダカグモも下痢になったりするのだろうか???^^;
(撮影:9月5日)
庭でがさごそしていたら、バッタリ目が会った、たぶんコバネイナゴの雌。いつも思うけど、バッタって、いい顔してますね。今回のはひときわ眼が魅力的。まるで木目のなかに眼があるみたいです。
もっとも、眼のなかにある黒い瞳状のものは実際のそれではなくて、偽瞳孔というそうです。眼でにらみつけることで敵を威嚇する機能として身につけたようです。
(撮影:8月27日)
ヒメツルソバの茂みのなかに着地したイボバッタです。このサイズの世界って、それなりに面白いのかもしれないなあ。久しぶりに『ミクロの決死圏』を観てみたいと思いました。
(撮影:8月27日)
この姿を見ていると、いろんな呟きを想像してしまう。「あれ、お前はナニ?」とか、「まいったねえ、もう終わりだってさ」とか、「飛ぶに決まってるだろ」とか。たんに「ん?」というのもイイなあの、夕刻の庭の独りあそび^^
カラーとモノクロとでは、なんだか見えてくるものも違うようです。
(撮影:8月27日)
蝉の鳴き声も消えた庭の茂みで隠れるように休む、たぶんウスキクロテンヒメシャク。
(撮影:8月27日)
庭の茂みでマエキトビエダシャクが交尾していました。下側はオオマエキトビエダシャクってことは、ないと思うけど。
(撮影:8月27日)
庭の物置小屋の戸にカタツムリがいました。こうしてマクロで撮影すると、まるでものすごい勢いで走ってくる物体のように見えます。幼稚園の遊具かなにかの暴走^^
今年何度目かにこのコーナに登場するシオカラトンボです。散歩道で見付け、最初は広角で、しだいにズームしながら最後は300mmで撮りました。
庭の水鉢で水を飲んでいるらしいセグロアシナガバチです。この近くに巣があり、よくここで水を飲むような姿を目にします。蜂が飛行する運動量を考えたら、食料も水もずいぶんいるだろうと思うけど、その割にはずいぶんエネルギー効率がよさそうだなと思います。
生き生きとしたヤブランに囲まれて、まるで緑の世界の生き物のようです^^ 夏の終わりを告げるように、この日のカマキリもあまり元気がありませんでした。カマキリはどんな気持ちでこちらを見つめていたのだろう。
おそらく若いソウリョウバッタかな。まだちっちゃい羽根しか見えません。これから伸びてくるにしても、ちっちゃいなあ・・・
撮影日は8月16日ですが、一時期の競演がうそのように静かになり、セミの動きも一時期のような敏捷さがなくなってきました。
そんななか、目の前のケヤキにじっととまっていたクマゼミの羽根をアップで撮ってみました。なぜ、セミやトンボの羽根の幕はこのように透明なのだろう???
帰宅すると庭で妻が、カマキリに水鉄砲を撃って遊んでいました^^ 逃げ惑うカマキリをカメラに収め、あとで画面を見てびっくり。これって、顔についた水滴を肘の裏で欠き取った仕草なんだろうか!?
このところよく庭で見かけるイチモンジセセリです。一般に蝶はこういう無機質な金属にじっととまっていることはないと思いますが、セセリやアブはけっこうクッキンガーデンのテーブルの上で羽を休めています。
できれば蝶がいいけれどなんていわないで、クッキンガーデンの仲間として歓迎しておくことにしましょう^^
毎年夏頃になると顔をみせてくれる、お馴染みのヤモリ。今年もやってきました^^ その現れ方がすごかった。
なんという偶然か、生き物の科学読み物として有名な、ピーター・フォーブズの『ヤモリの指』の上をウロチョロしていたのです! 正真正銘のヤモリがです(笑)。
さっそく、カメラ、カメラ!と叫びながら撮ったのがこの写真です。夜の屋内のうえ、輪郭の色彩が曖昧でなかなかピントが合わずに苦労しました^^;
でも、あらためて写真をみると、文句なくカワイイ!^^/
夏に入る前から、菜園回りにあるホオヅキがすごい勢いで生えてきましたが、夏の到来とともに無惨にも枯れ果ててしまいました。
その犯人がこれ、ニジュウヤホシテンテトウか、オオニジュウヤホシテントウのいずれかです。ホオヅキはニジュウヤホシテントウの寄生植物のひとつで、猛烈に食われた結果、葉が枯れ、実もこうして朽ち果ててしまいました。
トマトの葉の被害はなんとか免れました。
自転車で15分ほどのところにある「三徳園 小鳥の森」で見かけた、たぶんゴマダラシロエダシャクです。蝶ではなく蛾です。なので、こんな具合にかなり接近して撮ることができました。
なんとなくユーモラスな黒い目玉状のものが見えますが、実際には複眼なので、これはおそらく偽瞳孔とよばれるものでしょう。
下の写真は、三徳園入り口の広場の茶屋から見た風景です。このカメラの背面側に「三徳園 小鳥の森」が広がっています。
先日クッキンガーデンのテーブルの下にできたセグロアシナガバチの巣を移動したばかりですが、ほとんど同じ場所にもういちど巣営がはじまっていました。前回、巣を移動して親蜂から見放された罪滅ぼしに、今回はこのまま巣を放置することにしました。
実は、巣ができているのに気がついたのは、夕方にここでモヒートを作る予定があったためです。かといって飲むのを止めるわけにもいかず、罪滅ぼしもあって・・・ということで、テーブル板の下のアシナガバチと共存しながらのモヒートとなりました。モヒートの方はこちら^^
カマキリの抜け殻ついでに、庭のあちこちにある蝉の抜け殻をよく観察してみることにしました。写真は、眼のあたりを拡大したものです。眼を覆う抜け殻の幕に毛が生えているのがわかりますが、これって、抜けたあとの蝉本体にもちゃんと毛があるんでしょうか!? いやはやすごいものです。
蝉がどのようにして殻を作り身体を抜くかについては、こちらに詳しい説明があります。あらゆる表面に被膜がで、脱皮液で剥離するというあたり、ほんとうにすごいなあと思います。
ただ、別の説明によると、殻は完璧ではなく、関節や肛門などではきちんとした殻が作れないそうです。
カマキリを見つけました。緑色もさわやかな生まれたてのカマキリ・・・と思ったら、近くに抜け殻がありました。
抜け殻のあまりの見事さに、部屋に持ち帰り、触覚の部分を拡大してみました。よくこんなに精密に抜けるものです。工場で作る鋳物なんかのことを思ったら、これはもう超絶技巧です^^
(撮影:7月30日)
今年は蝉が鳴かないという声をツイッター上などでよく見かけますが、我が家の庭にかぎれば例年と同じ、いや、飛来している蝉の数からいうと、昨年よりずっと多いようです。
この日も、ニイニイゼミ、アブラゼミ、クマゼミのオールスターが、ミ〜ン、ミ〜ン、シャワシャワシャワ、ジー、ジー、ジジジジジッ、ジッ、ジッ、ビ〜ン・・・庭のケヤキに、いったい、何匹いるんだろう^^;
(撮影:7月30日)
前の晩、蛹の表面に翅の模様が透けていたキアゲハが、未明に羽化していました。鱗粉のひと欠片もこぼれていないクリーム色の翅が、まるできな粉のようです。
右の写真は羽が固まり、飛び立つ直前の姿です。
庭の水栓の手拭きに、ヨトウガらしきものが翅を休めていました。
これだけ着ても熱くならないのは、体温が環境に依存するから。ってことは、西日を受けているのは寒いから? それにしても、やっぱりアニ目なこと^^;
★このところ、同定に確信が持てないものが続いています。もし、ご存知の方、間違いにお気づきの方がおいででしたらご教示下さいm(-_-)m
庭の木陰で休む午後、気付くとデッキチェアの帆布の上にとまっていました。
トラフムシヒキあたりかなあと思いますが、腹部が違うような気もします・・・だいぶ調べてみましたが自信がありません。
たぶん、クサギカメムシかな。キアゲハの蛹のある葉にとまっていました。戦国武将のような姿。植物への攻撃性が強く、果樹に重大な被害をもたらします。
このところずっとラベンダーにご執心のハチがいます。すごく飛行性能が良くて、ホバリングからホバリングへ見事な直角飛行を見せてくれます。
名前はよくわかりませんが、ハナバチの一種かな。それにしてもこの眼、クルマのRCZそのまんま。プジョー、真似たんだろうか^^ ヨーロッパの乗り物って、昆虫とか動物をモチーフにしたもの多いですからね。日本車のモチーフって、なんなのだろう。
セミついでに、今度はクマゼミです^^;
クマゼミはどちらかとうと人が近づいても逃げないような気がしますが、今回も例外ではなく、ずいぶん寄って撮ることができました。けど、寄り過ぎて、なんだか鳥の顔みたいです(笑)
というわけで、少し遠景でもと、手の先に乗ってもらいました。手乗り文鳥ならぬ、手乗りクマゼミ^^
アブラゼミの話題のついでに。写真は庭のケヤキで見つけた蝉の抜け殻です。
しかしまあ、よくこんな完全体防護服が作れるもんですね。とくに、複眼をすっぽり包むゴーグルはいいな。ただし、肛門とか関節は気密性という意味では、必ずしも完璧ではないそうです。
体内に骨格を生成しない生き物は外骨格を作る。それもできないナマコは固くなったり溶けたりして生きている。生きるってプログラム、誰がナゼ作ったんだろう???
7月22日にこの夏はじめてのアブラゼミが庭にやってきました。もう少し早く来ていたかもしれませんが、目撃したのはこの日が初めてです。
左上は、アブラゼミの鳴き声に眼を凝らして、やっと遠景に姿を見つけたときの様子です。その後、右の写真のように300mmの望遠でこのくらいに撮れる枝にも姿を現し、その後は下のように頻繁に庭のケヤキにやってくるようになりました。ちなみに、下の二枚は同じ個体で、7月24日の撮影です。
先に蛹になったたぶんキアゲハを紹介しましたが、これは別のキアゲハです。蛹になるために、帯糸とよばれる糸を身体に巻いています。
この短い手足でどうやって背中に糸を回すんだろうと思ったら、こんな紹介ビデオがありました。確かにリンボーダンスです。ラジオ体操にもこういう身体をひねる運動がありますね。
散歩道で見つけたシオカラトンボの雌です。シオカラトンボといえばどうしても、青地に白く粉を吹いたような雄を思い浮かべますが、こちらは雌です。
最近、トンボも蝶も、なんだか気軽に写真を撮らせてくれるような気がしますが、顔なじみにでもなったかな^;
蛹化する食前の姿を見たわけではないので間違いかもしれませんが、たぶんキアゲハの蛹です。身を隠すものがまったくないところにポツンと出現しました。鳥に見つからないか心配です。
撮影は7月22日。蛹になったのは、たぶん21日か20日だと思います。なので、羽化するのは8月の第一週くらいではないかと思います。
なお、キアゲハの蛹化から羽化の過程を克明に記録したサイトがこちらあります。すばらしい!
草むらから自宅に帰り、庭に出ると、こちらにはアキアカネが止まっていました。
やはり台風の乱気流を逃れているのか、サンシュユの樹の枝に止まったまま動きません。台風模様の夕方で光量は不足していましたが、かなり思い切り近づくことができました。
おかげで拡大写真を撮ることができました。よく見ると、翅ごとに3本の翅脈と腱があるのがわかります。筋肉収縮のわずかな位相差で翅のピッチを変え、自由に飛翔していることを伺わせます。庭でこういう観察ができるのは、ほんとにいいなあ^^/
蝶たちいがいにも、イナゴやバッタもいました。これはツチイナゴです。
イナゴ類は後脚が発達していますが、写真のように欠損していることが多いように思います。ほかに外傷はないけれど、簡単に外れるものなのかな。生存に関わると思うけど。
こちらは散歩道のショウリョウバッタ。頭の先や触覚の形は、植物の姿をまねたものかな。 バッタの口の形については、こちらにいい解説ビデオがあります。
後翅の紋が三つあるので、たぶん、ウラナミジャノメです。ヒメウラナミジャノメは後翅の紋が5〜8つあるそうです。
前のメッセージのツバメシジミ、ツマグロヒョウモンと一緒に舞っていました。よく見ると、ツマグロヒョウモンの写真の右側に写っているようにみえますが、こちらはヒメウラナミジャノメかもしれません。
台風の雨がやんだ草むらで見つけた蝶の続き。
今度はツバメシジミの雄です。後翅にある尾のような突起が名前の「ツバメ」の言われだそうです。青紫の羽がとても奇麗です。
台風の中休みのようにぽっかりと風の止んだあと、近くの茂みにたくさんの蝶が集まっていました。写真はその一種、おなじみのツマグロヒョウモンです。
天気のいい日、蝶は忙しなく花から花へと飛び回り、なかなか写真が撮りにくいと思いますが、台風の直度などは撮りやすいと思うのはぼくだけでしょうか^^
ホントのところは知りませんが、台風の乱気流を避けて風の弱い盆地に集まっているのかな〜と、勝手に想像しています^^; ホントのとこはどうなんだろう???
久しぶりに庭のテーブルに座ると、なんだか妙にアシナガバチが寄って来ます。見ると、テーブルの裏面に、立派なセグロアシナガバチの巣ができていました(左上)。中には子供が元気に育っていて、とてもじゃないけど薬を撒くのは忍びない。ちょっと思案して、巣の引っ越しをすることにしました。
ハチを刺激しないように慎重に巣を取り外し、中を見ると、幼虫がいっぱいです。この巣を15mほど離れたもう一台のテーブルの裏面に移動です。接着剤も思いましたが、工業用の強力粘着テープを使うことにしました。(右上)
移動後も同じ種類のテーブルの下で環境はほぼ同じですが、親蜂が見つけてくれるといいな〜。でも、移動したハチの巣を一時間ほど観察しましたが、親蜂はまったく寄り付く様子がありません。
親蜂を誘引する方法はないかとググルと、ありますね〜。蜂の誘引液の作り方。「砂糖100g、日本酒220cc、酢70cc」う〜ん。吟醸しかないな。ま、いっか^^ 飲んでびっくり。相当に甘くはあるけれど、旨い^^! 酢が利いてます。こうして、誘引液を巣の近くに置いてしばらく観察することにしました。
その後、ナツヅタのなかに別の巣を見つけたので、誘引液も含めて再度その近くに巣を移動してやりましたが(右下)、写真のとおり、移動した巣に親蜂はまったく寄り付かず。30cm足らずの至近距離なのに・・・。
以上、セグロアシナガバチの巣を手で移動するという初の試みでしたが、結果は失敗です。結局、蟻の餌になってしまいました。
今回、巣の移動でわかったことは、蜂の巣は人の手で移動してはいけないということのようです。巣の中でたくさん育っていた幼虫に、ほんと申し訳ない。もっと勉強が必要です。
昨年はニイニイゼミが少なかったような気がしますが、今年いちばんの蝉はニイニイゼミでした。それも、かなり大量に出現しています。
左上は、7月15日に今年最初に撮影したニイニイゼミです。鳴き声は撮影よりも一週間くらい前から聴こえていたように記憶しています。他の写真はいずれも7月17日に撮影したものです。種類はすべてニイニイゼミ。まだアブラゼミは姿を見せません。
二匹写っているのは上に居る雌に求愛中の雄です。鳴きながら近づいてここまで来ましたが、このあと雌は樹の裏に隠れてしまい、求愛は失敗に終わりました^^;
右下は、カメラの存在にずりずりと後ずさり身を隠したミイニイゼミです。なんだかこう、子供のかくれんぼみたいです。
これは、たぶんオオツマキヘリカメムシ。左下の写真でかろうじて、生殖節末端部(お尻の先端付近)に二個の突起が見えるので。
しかし、剛毛のような短い毛で覆われているようすは、ツマキヘリカメムシの特徴でもあるし・・・う〜ん、間違いかもしれません。
この夏、以前にもセマダラコガネを採り上げていますが、こんかいは黒色タイプ(写真左)です。
実はこのセマダラコガネ、今年は例年にはないほどよく見つかります。とくに通常タイプのセマダラコガネはほんとうに多い。ただ、実際に個体数が多いのか、昆虫の発見に目が慣れてきたせいなのか・・・・。もし、個体数が多いとしたら、被害のことも心配しないといけないのかもしれません。
夏の庭でよく見かける蜂のなかにセグロアシナガバチがいます。ごく普通に軒先などに巣を作る、典型的な蜂です。
子供のころよく刺されたことがありますが、通常は、こちらから触ったりして刺激しない限り、襲ってくることはありません。
樹木や草木、それに毛虫や幼虫を食べます。写真左は庭のパセリにいたキアゲハの幼虫を食べているところです。写真の様子は、正確にいえば食べるというより、幼虫を噛み砕いて肉ダンゴにしているところでしょうね。
右の写真は、肉ダンゴを作っていたところから4〜5m離れたところにあるナツヅタの葉の裏で見つけたセグロアシナガバチの巣です。おそらく、パセリ園で作ったアゲハの幼虫の肉ダンゴをこの巣に運び、ハチの幼虫の餌にしているのでしょう。
小さな庭が、昆虫が獲物を獲り、食物に加工し、子孫を育てるために機能していると思うと、庭を造ってほんとによかったなあと思います^^
こちらもおなじみのウンモンスズメです。ウンモンスズメって、ほんとカッコイイなあと思いますが、これは多くの男性に共通の気持ちみたいですね。「ウンモンスズメ」で検索してみつかる記述の多くが、カッコイイ、戦闘機みたいだ、迷彩服だとはしゃいでいます(笑)。
たしかにそうですねえ、デカ目もまるでアニメのキャラクターみたいだし、どっちかというと全身がフィギュアみたいな感じもあります。
ただ、女性はどうなんでしょうね。やっぱり気持ち悪いと思うのかな。ちなみに妻など「あなたの好きな蛾がいるよ」と、きわめて平静です(笑)。
毎度おなじみのシジミチョウです。この季節になると、ほんとうにそこら中の草むらで必ず見かけます。もちろん、我が家の庭も例外ではありません。なんといっても、食料のカタバミはどこにいっても生えている草ですからね。
でも、せわしなく飛び回っているので、意外と写真に納めるのがむずかしいもの。そこで、今回はじっくりと撮ってみました。
目に狙いをさだめてシャッターを切り、あらためてその顔をながめてビックリ。なんとまあ目の大きいこと! それに、みごとなウルトラマン顔です(笑)。じっくり見てみるものですねえ。そこには、日常目線では見ることのできない自然の姿がテンコ盛りです^^/
今年も庭のパセリのバスケットにキアゲハの幼虫がやってきました。昨年と同じ場所です。
昨年と違って今年は、一坪菜園にもパセリの園がありますが、こちらを選んだのは、蝶が見つけやすかったからですかね。鳥たちにも見つけられやすいわけだけど。一坪菜園に移してやろうかな。
久しぶりの上天気に、デッキチェアーで本を読んでいたら、その目の前の視線の先にカミキリムシがとまっていました。シロスジカミキリです。
昔はゴマダラカミキリムシとともによく目にしましたが、いまでは年に1〜2回目にするかどうか。ミカンやクワの木を食い散らすので、数が多いと害虫扱いにされますが、これだけ減ると「よく生きてたね〜」という気持ちも。
たぶん、アオウスチャコガネの雌かな。メダカのいる庭の水草の上で見つけました。アンテナがかわいい。
それにしても、毎日毎日、いろんな虫やら草花が見つかるものです。古い団地の一角なんですけどね。なんと、庭のミラクルなこと^^!
これも夕方の散歩道で見つけました。たぶん、ホシハラビロヘリカメムシ。
昆虫って、この写真のように、たいていは他の虫といっしょにお腹を膨らましてますね。まったく別な生き物が、食事という行為を共にする。混在とハレ、混在と儀式が両立してて、これが何かこう下街ックで好きです^^
夕方の散歩道で見つけた、たぶん、シロコブゾウムシです。
こういう虫の形態を見ていると、SF映画に描かれる宇宙生物や未来生物のほとんどは、現存の昆虫のフォルムを引用しているんじゃないかと思います。これに似た映像も、どこかで観たなあ。
早起きするとハクチョウソウの茂みの回りで、ミツバチが群れをなしていました。どのハチも脚にいっぱい黄色の花粉を貯めています。ハクチョウソウにこれほどの蜜蜂が集まるとは知りませんでした。
このミツバチ、日本蜜蜂と西洋蜜蜂の、どっちなんでしょうね。腹の縞の様子などからニホンミツバチかなと思いますが、自信がありません。
「花とダンゴ」のノリで、こんどは花と蝶です。もっとも、「花とダンゴ」は花より団子という現実的な愛嬌を思わせますが、「花と蝶」となると、演歌とか○○とか、かなり妖しい世界になっちゃいますね^^;
さてさて、この写真を見て「エッ!」と思いませんでしたか。花片が空中に浮いていますよね。花の空中浮遊を捉えためずらしい写真???
いえ、よ〜く見ると、花片に細いクモの糸が結ばれているのがわかります。数枚とも花片がきれいに浮いて写っていたので気付きました。もう少しで、自慢するところだった(笑)
こういうタイトルでいいのかと思いつつ^^; 正体は「花とダンゴムシ」です。
この時期になると、ダンゴムシが庭じゅうで大活躍。地面を高速で走るヤツ、ボールのように丸まっているヤツ。ひっくり返って脚をジタバタさせているやつ・・・そして、こんな具合に花の登っているタンゴムシもして、さながら運動会です^^
でも、ダンゴムシって、落ち葉や漁肉を好むと聞きますが、写真の姿はまるでハナアブが蜜を舐めているかのようです。ウチのダンゴムシ、よく花に頭突っ込んでいるけど、きっと甘党なんだ^^/
この時期、まいどおなじみのナミアゲハの幼虫です。ここまで大きくなるまで気がつかなかったとは不覚です^^; しかも一昨日はでは一匹だったのに、昨日の日曜日に映画を見に出かけて帰ると、ほぼ同じ姿の幼虫がもう一匹とは! いつも見ているはずの庭のサンショウの木だというのに、観察力ないですね〜^^
実は、映画を見たあとでサンショウの木に行ったのは、昨日の夕食のメニューがうな重だったからです。やっぱり、ちゃんと見ていない(笑)
「何だろうこの虫???」と一週間。もしかして、成虫じゃなくて、蛹なんじゃないかと見方を変えてみた。なんと、ナナホシテントウですよね、きっと^^/
薄明かりの玄関に、セマダラコガネがいました。写真に見入って、カワイイ〜^^ といったのは妻。確かにアンテナ状の触覚と、表情もカワイイ。
でも、セマダラコガネは芝の根を食べるので、ゴルフ場関係者には厄介者のようです。北米ではオリエンタル・ビートルと呼ばれる、東洋からの招かれざる客です。
たぶん、イエオニグモです。庭のデッキ上に鉢植えをしているフェイジョアの葉の裏で見つけました。雨を察したのか、写真を撮って雨がポツポツしはじめたと思ったら、もう姿がありませんでした。
先日、モノアラガイを見つけた水鉢に棲んでいるメダカです。このメダカ、すっかり存在を忘れていましたが、「そ〜いえば、以前、ここにメダカを放したよね」という妻のひと言で水鉢を覗き、モノアラガイとメダカを見つけたのでした。
放したの、いつだったかなあ。少なくても一年は経過していると思います。猫に襲われなければいいけれど。
散歩道の高い木の枝にいました。たぶん、ヒカゲチョウです。
散歩は基本的に休日の夕方にケンを連れて。しかもこの撮影スポットは茂みのなかです。なので、光量が足りず、距離もある。さらに蝶はなかなかじっとしていてくれません。見かけることは多くても、虫や甲殻類のようにはシャッターチャンスがないのが残念です。
そんなわけで、この(たぶん)ヒカゲチョウは、この季節初の蝶となりました。
たぶん庭にいた、ナガシロサビカミキリです。たぶんというは、妻のハンドバッグに乗っかって室内にやってきたからです。それで、ティッシュペーパーの上で、ボールペンの先といっしょに写っています。
それにしてもちっちゃいですね。そして、しっかり擬態をしています。しかも、擬死をすると触覚を体の脇にたたむので、この状態で撮るのに苦労しました^^
おそらく、「庭の虫アルバム」にはじめて登場する水棲生物です。ケンが加えてきたアメリカザリガニは別として^^;
水鉢のなかに貝類がいるとは思いもよらず、ついあまり調べずにツイッターで「庭にタニシがいた!」と画像を投稿したら、「タニシではありません。モノアラガイ」ですと教えていただきました。
調べてみると確かにそうで、物洗貝と書いてモノアラガイと表記します。田んぼなどに生息する代表的な貝のようですが、現在では14府県で絶滅危惧種に指定されているそうです。詳しくはこちら。
ノアザミのノアザミで餌を待つたぶん子供のハナグモと、蜜を吸いにやってきたハナアブです。ハナグモは技巧派のハンターですが、この子にはちょっと獲物が大きすぎたかもしれません^^。
梅雨とともに庭で姿を見かけるのがこの雨蛙です。毎年いつも同じ顔をしているのに感心しますが、もちろん別の雨蛙でしょう。
ちなみに、写真の左と右の雨蛙、右側は片目のように見えるのはぼくだけでしょうか。外傷がないように見えるので、もともと片目で生まれたのかな。もしやウインクかしらと突いてはみたけれど、やはり片目は閉じたまま。体つきを見る限り、不自由なく餌の捕獲はできているようです。
それにしても雨蛙って、この顔を見ているとどうしてもそばに置いて、話しかけたくなる。三年に一度くらい、なにかを呟き返してくれそうな気がする^^
散歩道で見つけたクモです。ササグモとよく似ていますが、棚網から出て来たので、たぶんクサグモです。ササグモは網を張らない徘徊性のクモなので。
Wikipediaには、棚網のトンネルの底に穴があり、そこから出入りするとありますが、この写真のクモはトンネル入り口の穴から出入りしていました。勝手口でしょうか?^^
同じく、樹液スポットでよくみかける虫のひとつ、マダラアシゾウムシです。いったいこの造形、どうなっているのでしょうね。見ているだけで頭の中がグチャグチャになりそうです。姿があまりにも凄いので、かえって、この鎧をとったら中はツルツルの柔肌ではなかろうかと妄想が膨らみます^^ 進化の過程で獲得した擬態だろうとは思いますが・・・その上、しっかり擬死も見せます。
散歩道の樹液スポットにいた、たぶんヒラタクワガタです。6月の初めごろから見かけるようになりました。でも、なかなか写真に撮るのがむずかしく、夜間に不意打ちしてやっと写真に納めることができました。
クワガタの天敵は野鳥や小動物と言われ、その外敵から身を守るために黒くなり、また夜行性になったといいます。もっとも、市街地に生息するクワガタの最大の天敵は、いまや人間でしょうね。この樹液スポットは幼稚園に近く、「園長先生がクワガタとってくれた〜」と幼児が叫ぶのを何度も耳にしていますから、捕獲されるのも時間の問題でしょう。
樹液スポットには、他の虫たちも餌を求めていっぱいやってきます。右の写真は実に立派なムカデです。写真にもまったく動じず、黙々と樹液を食べています。
飼い犬のモモを連れての散歩道でベニカミキリを見つけました。渋くて奇麗な色ですね〜。しかも、今年流行の、ちょっと窮屈なストライプ柄をピシッと決めてます。人間の男性よりも、だいぶ着こなしが上手みたい^^
ナンテンの木に、アワフキムシの泡が付いていました。この泡は、中にいるアワフキムシの排泄物によってできたもので、体を泡でつつむことで外的から身を守る効果があるのだそうです。外敵が中の虫を攻めるには泡をくぐらなければならず、そうすると溺死するので近寄れないという仕組みです。じゃあ、中のアワフキムシ自身はどうして呼吸しているかというと、シュノーケルで呼吸しているのだそうです。
よく考えたなあというか、すっごい仕組みですねえ^^ なんで泡立つんだろうとか、詳しくはこちらをご参照下さい。
フェイジョアの木にぶさらがっていたミノムシです。この後1〜2ヶ月くらいで羽化しますが、蛾の形になるのは雄だけだそうです。
カタツムリもそうですがこのミノムシも、自治体のレッドリストで絶滅危惧種に選定されることが多くなっているようです。
朝の庭で羽化したばかりのキアゲハが羽を乾かしていました。じっとして動かないので、写真に撮るにはラッキーでした^^
それにしても、蝶の造形といい模様といい、どうしてこんなにきれいなんだろう。
梅雨の到来とともに、ことしも庭でカタツムリを見かけるようになりました。
古いことわざに、「カタツムリが木に登ると雨」というのがありますが、この信ぴょう性を確かめた実験によると、当たりとだいたい当たりの合計が94%にもなるそうです。
それにしてもカタツムリ、昔に比べるとずいぶんと見かける機会が減ったような気がします。
ほんとに小ちゃい、体調5mmほどのカメムシです。白い二つの点があるので、たぶん、マルシラホシカメムシだと思います。
カメムシはやたらと名前が細かくて、名前を言い当てるのがたいへんです。似たようなものにツヤマルシラホシカメムシというのもあります。星のあるなしならテントウムシにもありますが、艶のあるなしまで名前になっているのはめずらしいかも。
この季節になるとやっかいなのが庭木に付く害虫。なかでも手強いのがカイガラムシです。カイガラムシは枝の分かれ目や傷の部分など、木の弱いところに付きやすく、カイガラムシが付いているのを見ると、木がかわいそうだなあと思います。
写真は典型的なカイガラムシの付き方で、やはり傷のあるとことに付いています。マシン油などで多少は防止できますが、物理的にタワシや木片で欠き取るのが確実なようです。手の届かない高所はどうにもならないのが残念です。
こちらはオオスズメバチです。先のハナアブと違って、ペイントで描いたような眼と、キュッと括れた胴がいかにもハチです。
写真のハチですが、飼い犬のモモが仕留めたばかりで、まだ息があります。うちの犬は、近くに鳥やハチが近づくといきなりジャンプして口で捕獲する行動をとります。毎年一回は、こうしてハチをつかまえます。
もし、噛んだ瞬間にさされるとすぐに病院に連れて行かないと、口が腫れて呼吸ができなくなるそうです。なので、いつも止めるようにいっているのですが聞き分けが悪く、こうしてハチを捕まえるこまった犬です^^
この季節になると、庭で頻繁に見かけるようになるハナアブです。大きさも様々で、ときにハチと間違うことがありますが、眼がハエのように大きいことや、ずんどうの胴体で区別することができます。写真のハナアブも、眼が大きく、胴体にくびれがありません。
愛くるしい姿のテントウムシですが、カマキリはやハチなどの餌になるため、死んだふりをしたり、苦い液体を分泌したりと、身を守るすべも身につけています。意外と鳥の餌になることは少ないようです。
写真左上はエンレイソウの花びらに落ちてきたテントウムシ、右上は幼虫、左下はがんばるテントウムシです^^/
一般にイエグモと呼ばれることも多いアシダカグモが、ことしも我が家を走り回る季節になりました。現在確認した範囲では、大から小まで三匹が住み着いているようです^^
このイエグモ、家の害虫を駆除してくれるという意味で益虫です。そのおかげかどうか、我が家にはゴキブリがまったく姿を見せません。ただ、ゴキブリよりもクモが嫌いという人には、益虫といえるかどうか・・・。
我が家の場合、長年のおつきあいのせいか、イエグモにはどこか好意的です。走りは単純一直線で、あらかじめコースがわかるので手で捕獲することも比較的簡単です。両手でつつむように捕まえると、手のひらのなかでじっとして、暗闇だと8個の眼がグリーンに輝きます。興奮すると少し毒を出すようで、手がチカチカしたりしますが、その程度です。
問題としては、直径3〜5mmのフンをすることです。白いマーカーの真ん中に黒い点のある平べったいフンがフローリングの上に残ります。硬いヘラ状のもので欠き取るようようにすると簡単にはがすことができます。
ザリガニって虫じゃないんですが、クモとなんとなく雰囲気が似ているので^^/
実は我が家の庭、これまでにカメがやってきたこともあるんです。台風の翌朝、なんと、庭をカメが這っているではありませんか。驚いたのなんのって、まさかガメラじゃあるまいし^^/ でも、どうみても回りは山や林、それに民家でしょ。お隣さんかカメを飼っているわけではないし。
そんなわけで(どんなワケだ〜^^)、ザリガニです。このザリガニ、モモ(我が家のケンです)との散歩の際、溝を見てワンワン吠える鼻先に居たのをつかまえてきたものです。
しばらく、モモのおもちゃになっていましたが、飽きたのか、一気にパクッ!! あら〜、可哀想なことに、ザリガニは砕けた殻のまま仰向けになり、鋏でVサインしたまま成仏してしまいました・・・ナンマンダ。
虫たちを見ていると、ほんとうに生き物ってその数だけ死ぬのよねと、当たり前のことをつくづくそうだなと思っちゃうこと、すごく多いです。・・・とってこなかったら、もっと長生きできただろうにと、ちょっと反省>_<
クモは足が8本あるので昆虫じゃないんですが、クモ専用のコーナーをもうけるほどでもないので、ここに間借り。写真のクモはササグモです。よく観ると、確かに足が8本です。
このササグモ、すごく足が速い。といっても、クモはたいていそうなんですが、ササグモは比較的小柄なのでよけいにすばしっこく見えます。蜘蛛の巣を張らないクモなので、足が稼ぎの武器ってことなんでしょうね。
足の速さとあちこちに飛び回っては虫を補食する動きの良さから、以前は、農家で稲作のときの外注駆除にも利用されたそうです。
パンジーの花の上でヤブキリの子供を見つけました。黄色と緑のコントラストが鮮やかです。
いつも思うことですが、成虫になると厳つく怖い顔になる昆虫たちも、こどものころって妙に愛嬌があるのはなぜなんでしょうね。人間の場合、赤ちゃんが可愛いのは、愛してもらいやすいように仕組まれた、進化の過程での学習の成果とかいいますけど、昆虫はカワユクても簡単に補食されちゃいますからね。どうも、進化云々はウソくさいなあ。
それよりも、誕生直後はカワユク造形された遺伝子の仕組みが面白いし、そのような造形をカワユク感じるぼくたちの遺伝子の仕組みが、またなんとも興味深いなあ。
たぶん、ベニフキノメイガです。写真左は確度70%、右は30%ってとこでしょうか^^ 幼虫はよけいに難しいですね。
左の写真で幼虫が止まっているのは庭のローズマリーです。一般にハーブには虫が付きにくいといわれますが、メイガはよく付きます。以前には、ルッコラやバジルがメイガの被害にあったこともあります。
というわけで、気の毒ですが、撮影後ただちに成仏していただきました。ナンマンダ・・・
こちらは、毎年恒例のウンモンスズメです。我が家ではステルスと呼んでます^^
このウンモンスズメ、たいていはじっとしていて、あまり活発に動き回る姿を見たことがありません。そのおかげで、じっくりとマクロ撮影をするのに向いています。
全体の形がステルス戦闘機に似ているのはもちろん、いかにも迷彩色らしい模様がいかにも戦闘機です。実際のステルスは燻しのような黒ですが^^ 勇ましい全体の姿に眼を奪われがちですが、詳細に観ると、口、眼、触覚、頭など、ぜんたいとしてほっこりとした造形が、どこか愛らしく思えてきます。??・・・のは、ワタシだけ???^^;
こちらは、たぶんコアオハナムグリです。スミレの葉を1センチほど齧ったまま、寒さのせいか硬直していました。息を吹きかけると、もぞもぞと前足を動かしますが、触るとポロリと落ちる感じ。毛皮のコートを着ているようでもあるけれど^^
昆虫の世界も、ときに寒さに震え、ときにカマキリや蜘蛛に補食されたりと、たいへんです。
5月に入って、庭でもたくさんの虫達の姿が見えるようになりました。写真は典型的な春の虫、テントウムシです。
テントウムシにはたくさんの種類があり、ほとんどは「○○テントウ」の名前がつけられていますが、この写真のものは、どうやら純正「テントウムシ」のようです。
写真右は、甲虫類を調べるとき使っている「学研生物図 鑑昆虫2」のテントウムシ科の一部です。この図鑑、かれこれ20年以上前に買いましたが、とても重宝しています。
庭で見つけたわけではありませんが、市内にある半田山植物園で花見をしていて、ナナフシを見つけました。大きさといい透き通った身体といい、間違いなく幼虫ですね。ちょっとめずらしいので、記念にここに掲載しておきます^^
この冬はじめて我が家の屋内で見つけた冬の蛾です。たぶん、マエアカスカシノメイガかな。玄関の明かり窓の内側に、白い羽を開いて止まっていました。
逆光でうまく撮れないので、LEDライトで照らしての撮影。ちょっと青みがかっているのはそのせいです。きれいだけど^^
カマキリが茶色になるのは周囲の環境に合わせて外敵から身を守る、いわゆる保護色の機能が備わっているからといわれます。
それ以外に、老化によって茶変するように思うのは、ぼくだけかしら。だいたい、秋から冬にかけて見かけるカマキリは茶色のような気がするけど、どうなんでしょうね。ちなみに、「枯蟷螂」というのは初冬の季語です。
それでこの写真、「カマキリのグッド・バイ」ってタイトルなんです。
この季節になると、庭のあちこちで蜘蛛の巣が目に付きます。そこら中で蜘蛛が食料を確保できるほど、この庭には虫がくるんだよねと、自分を慰めています(笑)。
そんな蜘蛛の姿を、空飛ぶ蜘蛛の雰囲気で写真におさめてみました。実際のところ、蜘蛛は飛ぶ(正確には飛ばされる)んですけどね。でも、これはちょっとフェイク。飛んでるわけではなくて、巣の上で獲物を待っている女郎蜘蛛です。
7月の半ばにカブトムシが群がっていた樹で、こんどはクワガタを見つけました。
小型のクワガタですがカブトより敏感で、不用意に近づくとすぐに樹の穴に身を隠します。
それにしても、9月も半ばを過ぎてクワガタを見つけたのははじめてです。しかも同じ樹で。振り返ってみるとこの場所で少しずつ時間をずらせながら、カナブン→カブトムシ→クワガタムシが住み着いています。さながら人気のアパートみたいです^^
夏椿(シャラの木)の小枝でカマキリを見つけました。見事な保護色ですね。庭の緑と茶色の平均値を体ぜんたいで表現しているかのようです。その上、形も小枝のよう。
生き物って、生きて行くための智慧というか戦略をギッシリと体に溜め込んだようなところがありますね。
そうそう、カマキリの体内にはハリガネムシが寄生していることがありますが、このハリガネ虫は自らの産卵のために、カマキリが水辺に近づくと体内から出てきます。そうすると、カマキリ自体は死んじゃうんだそうです。
カマキリにはカマキリの、ハリガネ虫にはハリガネ虫の戦略があって、あるときは持ちつ持たれつ、またあるときはガチンコで生きている。すごいなあと思います。
庭によく飛来する蝶のひとつ。ハデな色のせいでよく目立ちますが、蝶はせわしないのでなかなか写真に納めることができません。広角単焦点のGRDではなおさらのこと。GXR+P10になって蝶が少し撮りやすくなりました。
こうして撮った写真をながめていると、羽根のエッジが傷んでいるのに気づきます。気のせいか、酷暑のなつの傷がこんなところにも、と思ったりしました。
今年もトンボを目にする季節になりました。といっても、猛暑の今年、例年より遅い感じがします。例年だと、8月末ともなると、「もうこんなにトンボが飛んでいる。もう秋だね〜」という会話がお決まりだったような・・・。そこへいくと、今年はやっぱり遅いですね。
写真は、三日前の土曜日、犬との散歩で見つけた赤とんぼです。アキアカネかな。枯れ草にツンと止まった姿に、まるで古い戦闘機を思い出しました。羽根が少し壊れているのが郷愁をさそったのかな。
今年も散歩道にたくさんのトンボが飛び交う季節になりました。トンボは止まったり飛んだりとせわしないので、なかなかカメラに収めにくいものです。でも、その一方で、なぜかニラメッコでもするかのように、じっと止まって距離を測ってでもいるかのような振る舞いもします。
その振る舞いのおかげで、やっと採れたトンボです。背中に黒い筋があるのでハラビロトンボかな〜と思うけど、なかなか特定するのはむずかしいですねえ。
昨日のTVニュースで「ピンクのばった」を
報道していましたよ。
朝6時前(もう昼間は皮膚がチリチリと焼ける痛さなので)
庭の点検をしていると、オクラの葉っぱに居ました。
1時間ねばっても微動だせず!!根性のあるかまきりです。(笑)
夕食も終わってリビングに居る時間。廊下を仕切る障子に、「バチン!」と衝突音。「カナブンだ!」というわけで、さっそく写真撮影。
・・・ちょっと、お前、カッコイイけどさ、毛深くない?^^
庭でニンジンの収穫をしていると、茂みの奥で何やら白い点が飛び跳ねています。近づいてよくみると、形はどうやらバッタか何からしい。しかし、全身が真っ白。足など透けて見えます。このサイズの子供のバッタなら、普通は薄緑色だと思うのですが・・・。
写真に納めたあとよく見ると、目玉だけは黒ですね。ネットで調べても正体不明。遺伝子かなにかのイタズラでしょうか。それにしても、機嫌良く手を振っているように思えるのは、ワタシだけ? それに、指先がめちゃカワイイ^^;
今年はなんだか、庭のセミたちも多いようです。こっそりケヤキに近づいて観察すると、数種類のセミたちを見つけることができます。
写真の右上はアブラゼミ、左下はクマゼミ、左下は、たぶんニイニイゼミだと思います。いずれも庭で撮影しました。
昔はアブラゼミよりニイニイゼミの方が多く見られたような気がしますが、いまはずっとアブラゼミが多くなりました。セミは生息分布が気候の影響を受けやすいことを考えると、あるいは温暖化と関係があるのかもしれません。
洗濯物を入れるカゴにサナギを見つけました。羽化を期待しつつも、洗濯カゴなしというわけにも行きません。そろりそろりと洗濯物を運んで二週間あまり。二階から叫ぶ妻の声にベランダに駆け上がると、見事にキアゲハが羽化していました。
今年は例年に比べ、ほんとうにキアゲハを見かけることが増えました。庭のパセリにはまだ5匹くらいの幼虫が育っています。まるで、キアゲハの養殖場(笑)。
庭を舞う蝶は多くても、広角単焦点のカメラでは、なかなかムズカシイ。そんななか、カメラに望遠が付いてチャンス到来と思ったのは、ちょっと甘かった^^; 動きの速い蝶を望遠で撮るのもムズカシイ。
そんななか、やっとキアゲハを写真に収めることができました(写真左:300mm相当)。このところずっと、パセリを食べまくっている幼虫が常時5匹ほどいるけど、これは親か子か、それとも他蝶かしら?
普通の昆虫や花でも名前を同定するのはたいへんですが、クモ、ハエ、アブ、なんかになると至難の業。
これは菜園のニンジンの葉の上で撮影したものです。さて、お前はハエかアブか? 噛ませてみるか、吸わせてみるかと思案する前に、とりあえずカシャ。
無駄と思いつつなんとかたどり着いたのがこれ。ヤドリバエ科のハエのようにも思えるけど、どうんなんでしょうね。
散歩道でカブトムシを見つけました。最初は青カナブンと黒カナブンが群れていたのですが、いつの間にかオスとメスのカブトムシもやってきました。よぼど蜜がいっぱいあるのでしょうね。
撮影しているとオスが飛び立ち、とっさに妻が日傘で捕獲。地面にコロリと転がったカブト。危うく我が家の「モモ」の餌食になるところでした(笑)。
この樹には、他の枝にもカブトムシ達がいて盛んに蜜を吸っています。近くに幼稚園があるので、乱獲を恐れて場所は秘密です^^
庭の茂みの網の真ん中に、ジグザグに編まれた網を見つけました。ナガコガネグモの子供のようです。まだ体にはっきりとした色がついていません。
成体になるとこの中心部に集まった網を張らないようですが、なぜ、幼体のときはこんな網を張るのでしょうね。
分類上は虫とは違いますが、ここ数日で何種類かのクモを見つけました。いずれも、庭の草むら、プランターに棲んでいたクモたちです。
最初のは「アシナガグモ」です。足も長いけど、体も長い。イエグモなんかと似て益虫(虫じゃないのに^^)といわれますが、網を張るのでハエとかウンカといった飛翔する虫を捕獲するようです。
昨年も梅雨の季節にパセリにやってきたグリーン・ブルドック^^が、ことしもやってきました。パセリを丸裸にする、その意味では害虫ですが、姿が憎めないうえに、チョウになったときのことを思うと「大きくなれよ」と思ってもみたり^^
そんな思いから、柳バスケットにテンコ盛りのパセリを用意しました。な〜んて(笑)。
昨年の写真はGRD3、今回のものはGXR+P10です。新しいカメラにだいぶ慣れてきましたが、まだまだ先輩にはかなわないみたいです。
先日、キュウリの葉の上でクサギカメムシを見つけましたが、今日はおなじプランターの中のインゲンの実にしがみついたクサギカメムシを見つけました。
カメラを向けるとじりじりと動いてインゲンのサヤに身を隠します。なので、葉っぱでレンズを隠しながら、こっそりと裏に回りながら撮りました^^/
こちらもカメラ違いで捕らえたベニシジミです。あらためて昨年の写真を見ると、同じ個体かとおもうほどそっくりですねえ。
写真は、昨年のものが28mm、今回は望遠マクロですが、これもあまり違いがないようです。
昨年の8月に、まるで緑の波間を駆けるサーフィン中のチャバネセセリの姿を掲載しましたが、今年のは、まるで木の葉のサーフボードに乗っているようです。
昨年との違いがもうひとつ。前回のカメラはGRD3、今回はGXR+P10の300mmの望遠マクロで撮影したものです。300mmできれいに撮るのはたいへんですが、GRDの禁欲的な面白さとは別の面白さがあるみたい^^;
うまく真上から撮れなかったので、ちょっと自信がありませんが、たぶんクサギカメムシの2齢幼虫くらいではないかと思います。キュウリの葉の上で、出社する前の5時半ごろに見つけました。
横から撮ると、体にツノはあるし、なんだか得体の知れない古代生物みたいです^^
なんだか、昆虫でない生き物が続きます^^ イエグモです。我が家はけっこうイエグモにふれんどり〜なのです。きっと、幼少時代に親から教わった「イエグモは家の守り神」というおまじないのせいですね。
ずっと前、ブログにも書きましたが、フンさえしなければ実際に愛嬌はあるし、ゴキブリを捕食する益虫の類いなんですけどね。
今回は正面から撮ってみて、やっぱりイエグモには、独特の愛らしさがありますね。え、そんなの誰も思わない??? あはは・・・
今日、庭で朝食をすませてしばらくのこと、庭でくつろいでいると、とつぜん空から小鳥が降ってきました。何かに衝突したらしく、落ちたままデッキの床にうずくまっています。小雀ほどのコゲラです。
かるく手のひらに包んでも、嘴をパクパクさせるばかりで、軽い脳シントウみたい。さっそく、珍客を写真に納めました。右手にコゲラを掴み、左手でシャッターを切ったのははじめて^^;
その後、テーブルに放しておいたところ、自分で飛び立っていきました。よかった、よかった^^/
散歩道で、ヒメウラナミジャノメ(姫裏波蛇目)を見つけました。拡大すると、鱗粉のならびがまるでカーペットのパターンのようです。なんで逆さまなのかは分かりません^^
散りかけたアネモネにやってきたキリギリスの幼虫です。キリギリスの成虫は共食いもする肉食ですが、小さいうちは植物の種や花粉を食べるそうです。夏の終わりになると盛大に「ギーッツ、チョン!」と鳴くキリギリスも、幼虫はどこか愛嬌があります。
雨上がりの庭の花を観察するうちに、チューリップの蜜を吸いにきたハナムグリを見つけました。このハナムグリ、左の写真では実は仮死状態です。ちょっと触るとポロリと落っこっちゃいます。そっと手のひらにとり、しばらく暖めてやると、モゾモゾと動き出します。右の写真は目が覚めてジタバタしている様子です^^
冬休み直前の二連休、我が家では大晦日に向けての大掃除がはじまりました。早朝から網戸を外し窓ガラスを磨きの大奮闘。そんな午前中のちょっとひと休みのデッキに、ペンキのような緑の一滴が目に入りました。アオクサカメムシです。
真冬のせいで動きが鈍く、写真に納めるにはチャンスです。撮れた映像を見てビックリ。いつものことですが、花といい昆虫といい、ほんとうに造形が見事ですねぇ。ウンモンスズメが現実のステルス戦闘機なら、こっちはSFのスペースシップ(笑)。どうして、この緑の外皮はこんなに奇麗なのだろう。
「すばらしい! 生まれ変わることができるなら、生物学を勉強したい。」
「そうかしら、美味しいものを食べたときは、料理人になりたいといってたでしょ」
「・・・う、ん」
「ねえ、網戸、まだ〜」
は〜やく来い来い、お正〜月!
菜園の掃除をしていて、抜き取ったミニトマトの束のなかに、鮮やかな身体をくねらせたクロメンガタスズメの幼虫を見つけました。体長10センチ、実に立派なものです。そのまま放置すると踏むつぶすことになるので、指でつまんでDIY-PLANERのトマトにお引っ越し。ちゃんと成虫になれるかな。
我が家の庭はどうやらスズメガのお気に入りらしく、幼虫も成虫もよくやってきます。前回はハバネロにぶら下がっていました。このスズメガ、蛾のなかではひときはカッコよくて、その姿はまさにステルス戦闘機。だからまあ、まんざらではありません(笑)。
どういうわけだか、今年はトンボがよく写真を撮らせてくれます。このときなんか、「ちゃんと撮るまで動かないからね」と、なんだか撮ってほしいとでもいうようにこっちを見ていました。
でも、何事もそうですが、開き直られるとたじろぐもので、ちょっと焦ってしまいました。シャッターが落ちた瞬間に飛んでいったのは、満足からなのか、それとも諦めからなのか(笑)。
菜園のミニトマトジャングルで細々と生きているオクラの葉の上で、幼虫を見つけました。メイガ系には間違いないと思いますが、ヨスジノメイガかどうかは、ちょっと怪しい。
拡大してわかりましたが、毛の根元が黒く色づいています。これを見て、ホクロの毛を想像し、一気に「稲中卓球部」の田原◯彦ネタを思い出すのは私だけでしょうか(^^;)。
【訂正】最初はメイガ系かと思いましたが、後日、フタトガリコガヤであることが判明しました。これに間違いない、と思う(^^;)。
柳プランターのバジルに大きな虫食いを発見! 犯人は誰だと目をこらすと、大葉の緑にまぎれてオンブバッタがふんばっていました。オンブですから二匹なんですが、よく見ると近くにもう一匹の影が。
お母さんにおねだりする子が二人いる構図かと思いきや、これって、バッタの三角関係みたい(^^;)。心なしか、背中のオスを見上げるもう一匹のバッタに、何やらうらめしそ〜な面影が(笑)。
昨日漠然と撮った柳プランターの写真を見ていて、ハバネロの葉の裏に見たことのない幼虫がいるのを見つけました。最初はアゲハ系かと思いましたが、ツノが見られず、尾があるので調べ直し、クロメンガタスズメと判明しました。
スズメ蛾はよく庭で目にするのでいても不思議ではないけれど、ハバネロが好きな幼虫もいるんですね。そう思って葉っぱを口にしてみたら、青々としなかなか美味ですね。多少は辛いかと思ったけど。
そんな物好きの戯れのせいで、Some prefer nettles. という昔習った諺を思い出しました。「蓼喰う虫も好きずき」の英訳として教わった記憶がありますが、英訳としてはまれなのか、谷崎潤一郎の「蓼喰う虫」の方がたくさんヒットしますね。クッキンガーデンの上には取り出しにくい本です(笑)。
仕事のまっただなか、突然届いたメール。まあ、メールはいつも突然届くのですが(^^)。
「雛が生まれました。撮影するなら今日中かも・・・」
う〜ん「・・・」は何だ!? 意味不明な妻のメールに、今日は定時で帰ろうと決断。ああ、定時という言葉を使ったのは何年振りか(笑)。
自宅に帰ると、西の空に太陽が落ちる直前でした。カメラが距離を判別できる限界の光量に近づくなか、足場を作ってヒヨドリの巣に接近。写真の隅に写っているいつものシェードから、高さと撮りにくさをご想像下さい。いつもはこの下で昼寝なんですけどね。
ファインダー(液晶)も覗けない手首ひねり片手ホールドで30枚ほど撮ったなか、やっと一枚に雛が写っていました。
卵の数と同じ四羽の雛が写っていますねぇ。雛はみんなお昼寝の様子。コイツらが大人になって、またキャベツを食べにくるんだなあ。キャベツ、用意しておくからね(^^)/。
カラーの葉に止まったチャバネセセリ(たぶん)です。カラーの大きな葉の葉脈が波打ち、まるで、蝶が緑の波の上でサーフィンでもしているかのように見えます。
漢字では茶羽挵と書くのだそうです。「挵る」という言葉、久しぶりに目にしました。岡山では、あちこちの皿を食い散らすような下品な作法を「セセってはいけない」と戒めますが、どうやら方言ではなかったようです。チョウが蜜を求めて花蜜を吸い回る様子が名前になったのでしょうね。
梅雨が明けたと思ったら、散歩道にトンボが群れをなしています。夏はあと何日あるのだろう。
そんな天候のせいかどうかはわかりませんが、今年はトンボや蝉がよくカメラに捕まります。本日の収穫はウスバキトンボ。写真をと図鑑を何度も見比べて、そうかなあと。
でも、いまの関心は同定よりも羽根です。前回のシイオカラトンボ以来、何とか羽根を撮りたいと思っていますが、今回のネタは、羽根の筋というか網を構成する径脈(ここを見て知りました)の発光です。発光というと大げさかもしれませんが、脈が虹色に光って見えます。これって、なぜなんでしょうね。まるで未来のグリッドシステムが火を噴いているかのような(あはは・・・)。
あー、岡山でもやっと、梅雨明けした「と思われる」宣言がでました(^^)/。その今夜、庭に出て、ケヤキに群がるアブラゼミを記念撮影。あ、梅雨明け記念です(笑)。
「お前、なんて顔だ!」
映画「プレデター」の台詞を思い出すその面構え。でも、強面のアブラゼミ、とつぜんのフラッシュに目がくらんだか、脳シントウを起こしたか、硬直したまま写真に収まってくれました。トンボと違って、こっちは羽根の膜は透明ではありませんね。ビニール傘とテント布くらいの違いかしらん???
何はともあれ、さあ、夏だ!!
カマキリも庭の常連さんですね。もうひと月も前から姿を見せていましたが、親指の幅ほどの青いゼリーの楊枝が露骨に撮るにはしのびなく、なんとなくカメラを向ける事ができませんでした。
ほんとは、小さすぎて撮りにくかったんでしょ、って? まあね、あはは(笑)。
しばらく見ないうちに青年になっちゃいましたね。青のまぶしさといったら、若い蕗のように美しい。
ここしばらく、ケヤキの木に近づくと鳥が騒ぎます。ずっと気になりながら、今日はじめてじっくりとケヤキを観察すると、何やら巣のような固まりが。
正体を突き止めるには位置が高すぎます。まずは脚立を出し、さらに高くと枝を掴みながら列柱の上に立ちましたが、肝心の巣の内側が見えません。片手でカメラを構え、目測で方向を決め、シャッターを切れば何とかなるかも。そうして撮ったのが右の写真です。
確かにヒヨドリの卵です。4個ありますね。
あとは、そっとしておくことと、蛇に狙われないように気をつけてやれば孵化しそうです。ヒヨドリは野菜の害鳥でもあるんですけどね。ここはまあ、孵化を願うとしましょう(笑)。
中国地方の梅雨明けはまだです。例年より半月は遅れてるんじゃないですかね。ぼわ〜んとした重くねっとりした空気が、はやくカラッとしてくれないかなあ。
そんな今日ですが、日差しはもう梅雨明け直前の光。出張やら祭りやらで庭でゆっくりもできない毎日をかいくぐり、庭にでるとさまざまな発見がありますねぇ。
ケヤキには、そこかしこに蝉の抜け殻が。雨に叩き付けられて地面に落ちたもの、なんとか枝に止まるもの。殻を抜けた蝉たちも、大合唱をまえに梅雨明けを待っているにちがいない(ほんとかな〜(^^))。
図鑑で調べると、ホソミシオカラトンボのようにも見えますが、主に南西諸島で見られるとありますからボツですね。こちらは岡山ですから。たぶん、白化するまえの雄か、雌のシオカラトンボなんでしょうね。
それにしても、このトンボ、よく写真を撮らせてくれたものです。このマイガーデンに掲載している私の写真はすべて、GRデジタルで撮影していますが、何しろ28mmの広角でズームも手ぶれ補正もいっさいないカメラですから、トンボはもう絶望的に撮影困難最右翼の被写体なのです。
こうしてはじめてトンボを接写して、トンボの羽根の薄膜はどうなってるんだろうと、改めて思いました。この写真では何も写ってませんからね。トンボは捕れても羽根は撮れてないってことですね。この薄膜が、生きたトンボで撮れる日はくるのだろうか???
シジミといっても、食材ではありません(^^;)。
この全国区の小型のチョウ、初夏のころ、よく野草のヒメジョオンの近くで姿を見ますが、ヒメジョオンの花の蜜が好物のようです。写真のベニシジミも庭ではなく、近くの散歩道で見つけました。
デッキの隅にしつらえた小さなビオトープに、気になる影を発見。ほとんど落ち葉かと見紛う姿はステルスそのもの。毎年姿を表すウンモンスズメ(雲紋雀)かと思いきや、まるで我が家のワンちゃんのように茶色の毛むくじゃら。
羽根のエッジのパターン、紋の位置など表情などを調べてみたところ、モモスズメではなかろうかと推定しました。昆虫、とくに蛾は植物より特定がむすかしいみたい。あちこちで画像検索が研究されていますが、蛾は難物でしょうね〜。
カラーの茎に止まっていたせいで、顔を撮ることができました。なんとなく、ポケモンのキャラっぽくて可愛いですね(笑)。
ピーマンにハナアブが停まっているのを見つけました。じ〜っとして動かないものの、手が入らないのでアングルが固定です。ピントは変えたけど。
ハナアブには間違いないと思いますが、詳しいところはどうなんでしょうね。ベッコウハナアブというのが近いかな。ちょっとググッたくらいでは、こんなに毛むくじゃらのアブは見つかりませんでした。ケブカベッコウハナアブ(笑)。
この毛深さがカボチャの受粉に役立ってくれるといいな〜。
俗称、グリーン・ブルドッグ(←ウソウソ(^^))、とでもいいたくなる姿ですね。
夕方、庭仕事をしていてパセリの軸を抱いているキアゲハの幼虫を発見しました。さっそく妻に告げると、「ずっと、いたよ」ですって。つくづく、見えてないな〜。
それにしても、こうして画像を眺めていると、パセリの軸をしっかり捕捉したソックスのように愛らしい足の一方で、前足の先には黒々と光る爪が見えます。愛嬌と牙が同居しているその姿に、蝶となって舞う未来への決意が垣間見える・・・。ま〜た、オーバーでしょと、妻の声(笑)。
これもまた、庭の常連ですね。まあ、どっちかといえば招かれざる客だけど。
今年はすでにわたしが一度噛まれ、妻は真夜中に「キャー!!!」と絶叫。ガバッと掛け布団を剥ぐと、なんと、黒々としたム〜さん(我が家の愛称です(^^))がワタシより近くで添い寝していました(^^;)。
迷惑の詫びに写真ぐらい撮らせてくれといっても、なかなか静止してくれない。1cmマクロで迫ればレンズを這って登ってくるので油断がなりません。そんななか、本日なんとか撮らえたばかりの、撮れたてのム〜さんです。
頭だけでなくお尻も撮りましたが、本当は裏返して腹が撮りたい。ガラス鉢で飼えば撮れそうだけれど、許しが出ないこと間違いなし(笑)。
このササグモ、蜘蛛の巣を張らない徘徊性の蜘蛛だそうです。なので、獲物を捕るのはもっぱら、跳躍して襲いかかる。
そういえば、スターシップ・トゥルーパーズの昆虫に似てますね。人間のサイズがコバエくらいだったら、まさに庭は戦場です。
黄金虫の名前のとおり、じつに豪華な色彩を放つ虫です。
この色彩はどこから生まれるのか、これには古くから色彩派と構造発色派とのあいだで議論が戦わされてきたようです。いまでは、コガネムシの色彩は構造発色によるものと決着していますが。
写真を撮ったときは思いつきませんでしたが、コガネムシに暗闇のなかでLEDの光を当てたらどんな色に見えるのでしょうね。どこかにコガネムシ、いないかな。
「バカなこと考えてやがる。オイ、逃げろ、逃げろ!!」(笑)。
払っても、払ってもやってくる、しつこい虫です(>_<)。ニンニク、トウガラシの撃退スプレーもほとんど効きません。
カボチャが採れたら小玉を一個あげるから、あっち行ってよ(プンプン!)。
てんとう虫も、庭を代表する常連客です。もっとも、彼らにいわせれば、人間が客人なのでしょうが(笑)。
写真左上は、ニジュウヤホシテントウです。写りが悪くてわかりにくいのですが、小豆色の毛に覆われているのが特徴です。そして、野菜にとっては草食性の害虫。写真は一坪菜園のジャガイモの葉を食べているところです。
残りの二枚の写真はナミテントウ。肉食性でアブラムシを捕食してくれるので、益虫とされています。まあ、害か益かなんて、人間の事情ですけどね。
ナメクジとともに庭の虫の筆頭を争うといえば、それはダンゴムシ。写真は、笑いすぎて起き上がれなくなったダンゴムシの貴重なショットです(笑)。
子供のころ、ダンゴムシを集めて遊んだ記憶があります。それから20年以上たって、子供がやはり、ポケットにダンゴムシをいっぱい詰めて遊んでいました。「風の谷にナウシカ」のオームにダンゴムシを思ったのはワタシだけ?
ダンゴムシって、ダイコンなんか大好きだけどなぜか憎めません。きっと、その形態のせいなのかな。
虫のアルバムの筆頭を飾るのは、なんたってナメクジ(^^;)。コイツがいない庭なんてあり得な〜い。コイツがいるから迷惑だ! いや、殻を脱いだカタツムリのようで、ちょっとはカワイイ!?
我が家では「ナメさん」と愛称(?)で呼ばれるナメクジですが、葉もの野菜を食い尽くす、寄生虫を持っているかもしれないなどと、なかなか仲良くできない庭の虫です。
でも、これだけ定番で庭に出現するナメクジ。どこかに褒めてやりたい長所もあるんじゃないかと、「死ぬなよ」と念じつつ、夜な夜な手作り撃退スプレーをかけまくっています(笑)。