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PUTON 2009/04/19

冒頭のテーマ説明のように、冬場にいちどカイガラムシの駆除をしましたが、春の到来とともにまたカイガラムシが勢力を伸ばしてきました。

今回もまずはタワシとブラシで物理的に駆除しましたが、葉の新芽の脇に付いた虫を取ろうとすると芽まで取れてしまいます。こそげとるのも限界がありそうです。そこで、薬剤で駆除することにしました。

使用したのはカイガラムシ駆除の定番ともいえる石灰硫黄合剤、いわゆるマシン油です。本来は発芽前に散布するべきですが、いまは発芽まっさかり。

しかし、このまま放置すると、さらにカイガラムシが増え、その排泄物に黒いカビが発生します。これがスス病です。この病気が発生すると、文字通りケヤキの葉が黒ずみ、デッキや庭石に落ちて同様に黒く汚れます。今年はこれをなんとかして防ぎたい気持ちから、薬害が心配ながら、決行することにしました。

石灰硫黄合剤を散布する場合、下記の注意が必要です。

1)発芽前に散布する(上記)
2)強アルカリ性のため、石、外壁、デッキ、植物に付着すると白化する
3)使用できない噴霧器があるので、事前に確認する
4)もちろん、皮膚に付着したり吸い込んだりしないように、手袋、雨合羽、マスク、ゴーグルを着用する
5)できるだけ飛散しないように、早朝の風のないときに散布する

写真にカイガラムシが付着した様子を示します。下段は、使用した石灰硫黄合剤と噴霧器です。500ccの原液の半量を使用し、説明書通り7倍に希釈して使用しました。

下段の右に、飛散したマシン油がデッキを白化させた様子を示します。丸い部分だけが物陰になり、マシン油が飛散していません。その周りが広範囲にわたってい白化している様子がわかります。

ただし、この写真は、飛散したマシン油を落とすためにデッキを水洗いしたあとで、濡れた状態のため、乾いた状態よりは誇張された見え方になったいます。乾くと、ほとんど気にならない程度です。

どうか、ケヤキの新緑に薬害がでませんように。

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